こんにちは
うさmomoです。
リアルタイムでは4回目のERA検査周期に入りました。
今回はPRP療法をしても着床の窓がずれていないか確認するためのERA検査になります。
気になっていたEMMAの結果ですが英のE先生から話を聞いて納得できたので今回は検査しないことにしました。
そして、子宮内膜を厚くするためにビタミンEとペントキシフィリンを勧められて飲んでみることに。他にも内膜を厚くするにはどうしたらいいか少し調べてみました。
EMMAのなぞ?

EMMAの結果
1回目ラクトバチルス菌71%→2回目0%
となりショックをうけたことをE先生に伝えてみました。

子宮内膜を採るのって膣を経由するじゃないですか。
だから本当に子宮内膜の組織を見ているのか少し疑問が残る検査なんですよ。
内膜組織に膣の組織が混ざる可能性はあるんです。
これは子宮と膣の構造的に仕方のないことなんですけどね。

子宮内膜ではなく膣組織を見ているのかもしれないなら
ERA検査も膣組織の可能性があるってことですか?

ERAの結果には膣組織が混ざってても影響しないと思います。
実際ERAの結果を活用してきちんと結果が出ていますから。
北宅先生のブログ子宮内には乳酸桿菌が多い。は本当?と子宮内には乳酸桿菌が多い。は本当?~続きでも書かれていますが
細心の注意をいくら払ったとしても、サンプルを採る際に、膣内の細菌が子宮内サンプルに混ざってしまうことは避けられない
https://ameblo.jp/koetaro/entry-12550764052.html
つまり、EMMAの結果にそう神経質にならなくても良さそう。
フローラ膣錠を使用していればラクトバチルス菌は増えるとのことでした。
今回もう一度EMMAをしてもまた別の結果になるかもしれず余計に混乱しそうなので移植時にはフローラ膣錠(バイエルカネスフロール・プロバイオティクス膣錠)を使って対策することにしました。

遠回りしたけど結局T松先生が言ってた通りで良かったんだ。
聞き分けの悪い患者でごめんね。先生・・・
子宮内膜を厚くするには?クリニック編

PRP療法以外の内膜を厚くする方法について調べてみました。
ビタミンE
ビタミンEの化学名は「トコフェロール」といい、ギリシャ語の「tocos=子供を生む」と「pherein=力を与える」が語源となっています。ビタミンCと共に抗酸化作用があり妊活には必須のビタミンと言われています。

なんかこの語源いいですよね♪
ビタミンEの株があがった!
ビタミンEは、末梢血管を広げて血行を促進する作用があります。
また脳下垂体に働きかけることで、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの分泌を促進する働きも持っています。
リプロ松林先生ブログ☆子宮内膜を厚くする方法は?によれば、ビタミンEはユベラ150~660㎎(225~1000IU)/日の服用により内膜に効果がある可能性があるとされています。
英ではトコフェロール酢酸エステル錠100㎎×3回/日で処方されました。
L-アルギニン(6g/日)とビタミンE(600mg/日)により子宮内膜を厚くする効果が見られた論文があり600㎎飲まなくて大丈夫なのかなあと少し心配ですがここは先生を信じて粛々と飲み続けたいと思います。
ペントキシフィリン
微小循環改善と血流改善の効果があり子宮内膜に対する着床促進が期待されています。
主成分のトレンタールは血液のネバネバを減らし、赤血球や白血球がしなやかに変形させる作用があります。
赤血球は酸素や栄養を運ぶ大事な存在ですが、毛細血管まで入ると体を変形させてねじ込み、無理やり血管を通過します。赤血球がしなやかさを失うと毛細血管に入りづらくなり血流が悪くなります。
白血球は細菌やウイルスと戦う免疫を担いますがアメーバーのように変形して移動します。しなやかになることで赤血球も白血球も活動しやすくなり、血の流れが改善します。
もとは血栓防止の薬ですが免疫を正常に近づける作用もあり、アトピー性皮膚炎の治療などにも使います。
引用:子宮内膜を厚くする方法ブログ
リプロ松林先生ブログ☆子宮内膜を厚くする方法は?によるとペントキシフィリン(トレンタール)800㎎/日で内膜改善に効果がある可能性があるそうです。
英でも同じ量が処方されてました。
ペントキシフィリンを調べていると男性不妊に効果があるという記事が多かったです。
バイアスピリン
血流改善により内膜を厚くする効果があるそうです。
杉ウィメンズで凝固系がひっかかっている私はD5からバイアスピリンを内服するように言われていたので移植周期となる前週期はD5から飲んでいました。
杉ウィメンズで凝固系がひっかかっている私はD5からバイアスピリンを内服するように言われていました。
移植周期となる前周期はD5から飲んでいましたが内膜は5.6㎜・・・
北宅先生のブログ”薄い子宮内膜を克服する~その1”にもあるように内膜が厚くなる効果よりも血流改善、エストロゲンをサポートする役割があるため移植には有効に働きそうです。
Lアルギニン
- 天然に存在するアミノ酸のひとつで、体内でグルタミン酸から生成される
- アルギニンは成長ホルモンの分泌に大きく関係する
- 子宮の血流改善に効果あり
- 1日6gで効果あり【参考】L-アルギニン(6g/日)とビタミンE(600mg/日)により子宮内膜を厚くする効果が見られた論文
- 強アルカリ性のため胃腸障害が起きやすい。クエン酸など酸性のものと一緒に飲むとよい。
- 胎児への影響は不明なので妊娠後は服用をやめる
*ニトログリセリン製剤はアルギニンの効果を増強させる可能があるため併用には注意が必要
*急性心筋梗塞、ヘルペスウイルス感染者の服用は避ける
内膜を厚くするならLアルギニンとビタミンEの合わせ技は有名ですよね。
移植周期のお薬忘れ対策ーデジタルとアナログの両方から考える―で触れたように鍼灸院の先生が松康泉押しのナチュラル派だったためアルギニンサプリを控えていましたが、調べてみてやっぱり飲むことにしました。
でも錠剤は飲みにくいので粉末のものを飲んでいます。
これは前の鍼灸院の先生からのプレゼントです。ずっと通っていたので黙ってやめることができず挨拶に伺ったらちょっと悲しそうな顔はしてましたが、「正直に言ってくれてよかった」とおっしゃってくれました。そしてお餞別にいただいたのがこのアルギニンサプリ。

私はこのアーモンドミルクヨーグルトに混ぜて食べています。このヨーグルトかなりのお気に入り♪アーモンド=ビタミンEたっぷりだし、酸味もない。パッケージも可愛いですよね。こちらイオン系のスーパーにしかないのでわざわざこれ狙いで買いに行かなきゃいけないとこがちょっとネックかな。

G-CFS
G-CFSというのは白血球を活性化するサイトカインといわれるものです。サイトカインとは細胞から分泌されるたんぱく質のことです。
本来は抗がん剤治療で免疫低下した方の感染症を防ぐため白血球を増やすことを目的に使われているもののようです。
私の頭ではよく理解できなかったので詳しくはG-CFS子宮内注入の有効性:メタアナリシスを見てください。
とにかくG-CFSを移植2~3日前に子宮内に注入すれば内膜の厚さも着床率も妊娠率もあがるというデータがでています。
ただし、こちらはPRP療法と一緒に行ってもあまり意味がないと言われたので私はこちらはしません。
内膜に対して英の先生はPRP>G-CFS、リプロ松林先生はPRP<G-CFSという印象です。
バイアグラ膣内挿入
こちらも私はしません。リプロのお二人の先生が論文を引用して紹介していますが、北宅先生によると国内では膣座薬は入手できないと書いていますね。
そもそもやっているところがあるのかなあ。
参考までに北宅先生ブログ”薄い子宮内膜を克服する~その4”とリプロ松林先生ブログ☆子宮内膜を厚くする方法は?を挙げておきます。
まとめ
EMMA検査の仕組みがわかり何故ラクトバチルス菌が検出されなかったのか納得できたのでこれ以上EMMA検査はしないことにしました
内膜を厚くする方法を情報収集した中で私が実践しているのは
ビタミンE、ペントキシフィリン、バイアスピリン、Lアルギニン内服
そして前回のブログで紹介したPRP療法です。
次回は『子宮内膜を厚くするには?生活編』について書きたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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